コインランドリー経営を始める上で初期費用はいくらかかる?項目別に説明
コインランドリー経営を始めたいと思っているものの、いくらかかるのかわからず不安に思っている方も多いでしょう。本記事では、コインランドリーの経営にかかる初期費用や想定されるランニングコストについて解説します。コインランドリーの経営を検討している方は、ぜひご覧ください。
コインランドリー経営にかかる初期費用
コインランドリー経営にかかる初期費用は、20坪の店舗を想定すると4,000万〜5,000万円程度です。必要となる具体的な経費とそれぞれの費用は、以下の通りです。
・コインランドリー機器:2,000万〜2,500万円程度
・内装工事費:1,400万〜1,600万円程度
・外装工事費:200万〜300万円程度
・【更地からスタートする場合】店舗の建設費:1,600万円程度
・各種税金:不動産取得税(固定資産税評価額×3%)+登録免許税(土地評価額×3%)
コインランドリー機器
コインランドリー機器の費用は、総額2,000万〜2,500万円程度かかります。具体的な内訳は、以下の通りです。
・通常の洗濯機:1台150万円程度(1〜4台程度購入)
・乾燥機付き洗濯機:1台300万円程度(2〜4台程度購入)
・乾燥機:1台60万円程度(5〜6台程度購入)
・両替機:1台30万円程度(1台購入)
コインランドリー機器を購入するのではなく、リースにすることで、かかる費用を抑えられます。ただし、毎月のランニングコストにリース費用がプラスされることとなります。
内装工事費
内装工事にかかる費用は、1,400万〜1,600万円程度です。内装工事の具体例としては、以下のようなものが挙げられます。
・給排水衛生工事
・電気工事
・ダクトに関する工事
・そのほかの内装工事
外装工事費
外装工事にかかる費用は、200万〜300万円程度です。外装工事の具体例は、以下のようなものが挙げられるでしょう。
・看板の設置
・駐車場の整備
・電灯の設置
【更地からスタートする場合】店舗の建設費
更地にコインランドリーを建てる形でスタートするのであれば、20坪で1,600万円程度の建設費もかかります。さらに土地を購入するところからスタートする際は、土地の購入費用もプラスで発生します。
各種税金
コインランドリー経営で主に発生する税金は、不動産取得税と登録免許税です。それぞれの税率は、以下の通りとなります。
・不動産取得税=固定資産税評価額×3%
・登録免許税=土地評価額×3%
不動産取得税は不動産を取得した方に課される税金、登録免許税は不動産の登記を行う際に課される税金です。
コインランドリー経営の想定ランニングコスト
コインランドリーを開業したあとにかかるランニングコストは、月30万円程度です。内訳は、以下のようになります。
・家賃:10万〜13万円程度
・水道光熱費:12万〜16万円程度
・人件費:3万〜5万円程度(スタッフを雇う場合)
・雑費:2万円程度
雑費の具体例としては、洗剤などの備品購入にかかる代金などが挙げられるでしょう。
水道光熱費のうち、水道代はお客様が来れば来るほど高まっていきます。省エネ性能の高い洗濯機を購入することで、毎月の水道代を抑えやすくなるため、購入する製品は慎重に選びましょう。
電気代は、営業時間が長ければ長いほど高くなる点に注意が必要です。店舗を借りるのではなく、自身が保有する店舗で経営する場合、家賃はかかりません。人によっては上記のほかに、フランチャイズ料や清掃を委託する費用、借入金の返済費用なども発生します。
まとめ
コインランドリー経営にかかる初期費用は、20坪の店舗で4,000万〜5,000万円程度です。かかる費用の具体例としては、コインランドリーに設置する機器の購入費や、内装・外装工事費、店舗の建設費などが挙げられます。
【参考URL】
https://land.home4u.jp/guide/landry-6-2599
https://souzoku.asahi.com/article/14374926
https://www.electroluxprofessional.com/jp/blog0003/
https://www.tosei-corporation.co.jp/column/column16.html
https://ieul.jp/column/articles/1923/
https://www.running-laundromat.com/basic/initial-cost.html
https://www.souzoku-tax.info/blog/2022/11/post-253-816218.html
https://www.electroluxprofessional.com/jp/blog2139/